大分大学 研究力強化推進プロジェクト
「自然災害時の避難所における健康危機管理」

開催概要

近年激甚化している気象災害や発生が懸念されている南海トラフ地震など、我が国は多くの自然災害の危機に直面しており、このような危機への的確な対策を図ることが喫緊の課題となっています。特に、自然災害時に開設される避難所については避難者の健康管理の面で、その環境の問題が指摘されており、本年1月に発生した能登地震においても避難所における災害関連死や二次避難などの課題が改めて浮き彫りとなったことは記憶に新しいところです。

大分大学クライシスマネジメント機構では、このような災害時の避難所の課題を解決し、安心・安全で持続的な社会の実現を目指して、研究プロジェクト「自然災害時の避難所における健康危機管理」に取り組んでいます。このたび同プロジェクトを中心とし、地域の自治体・企業等と協働して、防災・減災に関する展示会「防災・避難所EXPO2024」を開催いたします。本展示会当日には、サイドイベントとして同プロジェクトのこれまでの成果を発表する特別セミナーも開催します。本展示会とセミナーとが、大分地域の皆様にとって、持続的で災害に強い地域社会づくりについて考え、ご理解を深める機会となることを期待しております。

入場無料で,どなたでもご参加頂けます(事前登録不要)。

同時開催の特別セミナー「自然災害時の避難所における健康危機管理」は参加無料ですが,事前登録が必要です(定員100名)。

開催日程

日時: 2024年3月20日 10:30~18:30 場所: J:COM ホルトホール大分 1階エントランスホール
大分市金池南一丁目5番1号
参加費:入場無料

プログラム

10:30–18:30
主催・共催機関 大分大学:災害情報活用プラットフォーム、遠隔ロボット等
大分県:防災啓発動画、おおいた防災VR(バーチャルリアリティ)体験等
大分市:避難所用間仕切りパーテーション・簡易ベッド・簡易トイレ・障害者用大型トイレ等
10:30–18:30
国の機関 防衛省自衛隊:オートバイ・陸自救急車・炊事車
大分地方気象台:雨滴発生装置、スケルトン雨量計、雲発生装置、地震発生説明器
10:30–18:30
報道機関 大分合同新聞社:古新聞を活用した防災グッズ(バッグ、スリッパ)の作成実演・作成体験会等
TOSとJ:COMとの共同防災企画:テーマは防災&減災 これまでにニュースで紹介した県内の様々な取り組みを紹介
10:30–18:30
企業の取り組み イオン九州株式会社:これで安心!災害時の避難生活に便利な防災・減災グッズのご紹介
URIMAT Japan株式会社:水も電気も化学薬品も使わない環境に優しい無水便器、災害に強い
NTT西日本:災害用伝言サービス(171・Web171)、公衆電話の利用体験
NTTドコモ:災害時における衛星通信システム、避難所支援物品の展示
NTTコミュニケーションズ:マルチホップWi-Fi、スマートグラス、可搬型蓄電器、オンライン服薬指導
NTTインフラネット:トリプルIP(空間マネジメントシステム)、リアル映像システム
九電グループ:自己処理型水洗トイレ(TOWAILET)、レスキューフーズ、マジックライス等
株式会社コテガワ:避難所用のベッド、間仕切り、トイレ等
TOTO株式会社:ウォシュレット一体形便器、熊本地震における避難所トイレ調査報告等
有限会社朋友:避難所用間仕切りテント等

講師紹介

同時開催イベント「特別セミナー:自然災害時の避難所における 健康危機管理 」

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